おかげさまで、ラッキーセブンの7周年、そして末広がりの8年目を迎えることができました!
何はさておき、まずは、ご愛顧をいただいている〜グリークをライフサイクルの中に入れてくださっている皆様に、そして、これから、グリークに行ってみようかな?と考えておられる皆様にも、厚く御礼申し上げます。
土曜日の今日は、最終受付が、平日の夜10時より早い7時なのですが、ちょうど夕方からの患者さんの治療が7時に終了し、室内の後かたづけをして閉院する前に、ビルの外の治療院の置き看板を片づけ始めた8時に転送携帯の電話が鳴りました。
名前を聞くと、よぎったのは、ここ数年来られてなかった、とても懐かしい顔でした。話を聞くと、かなりひきつった深刻な感じです。どうも急性腰痛〜ぎっくり腰のようです。もちろん、大丈夫ですよ、直ぐ来てくださいと伝えました。
ほぼ身体をくの字に曲げて、びっこを引きながら現れたのは、やはりあのHさんでした。痛がるHさんを、ほぼ痛くないエビの体勢でベッド上に寝かせた後、ここに至ったいろいろ話を聞きながら、立位時にチェックした痛部を中心に診ていくと、急性と慢性の腰痛が混在した、ちょっとやっかいな腰痛であることがわかりました。
いつもは、マッサージが主体で、鍼は苦手なHさんも、今日の治療は、患部の刺鍼は避けた、遠隔療法をメインとする鍼治療が一番有効と勧める私の言葉に観念?、素直に従っていただき、治療が始まりました。
約45分の治療後、ほぼまっすぐな姿勢で通常の早さで歩けるようになったHさんに、今日は、飲酒はしないこと、風呂はシャワーに留めること、自宅までの移動で腰部を動かし帰宅した直後、新たな痛みが出ていれば、腰部を15分冷やすこと、明日夜までは、例え痛みが消えるからと言っても温めないこと、痛みが軽減しても未だ治った訳ではなく、運動はなるべく避けること、患部を上にした横向きの姿勢で今日は早めに休むこと等々を伝えました。
さらに、来週の月曜日来院できるならば、そのときは患部への刺鍼も含めて、フォローアップの治療をしましょう、と言いました。
そういえば、明日の日曜日は子供の運動会だと、ぽつりと言ったHさん。「お父さんの競技参加は今回は避けた方がいいけど、応援はもう大丈夫でしょう。」治療直後に述べた自分の言葉が、ドアを出るHさんのまっすぐな後ろ姿を見ながら、再び聞こえてきました。
さて、すぐさま自宅へ電話すると、「おとうちゃん、開業7周年のケーキ、買ってあるからね!」と元気な息子の声。「家に着くのは9:30になっちゃうけれど、夕飯は・・・」と言うと、「全然、予定通りだよ。」と息子。後かたづけは月曜日の朝することにして、とにかく飛び出しました。
帰宅後、食卓を見ると、私が以前食べたいと言っていた栗ご飯と、私の大好物のぶりの照り焼きが並んでいました。頂きます!のあと、ちょっと遅くなった理由を大まかに述べると、妻も息子も、「よかったね!」の言葉。とても嬉しくなり、何だか、Hさんにも感謝したい気持ちになりました。有難うございます。