先日の日曜日、家族でお台場に行き、クリスマス・キャロルを見てきました。
これは、元々160年以上も前に、小説として出版された物語です。 これを、今回、ロバート・ゼメキス監督が、DISNEY'S クリスマス・キャロルとして、全く新しいタッチで、映像化したのです。
妻と話し合い、息子へのクリスマス・プレゼントの一つとして見ることにしたのです。 でも、私自身、ちゃんと映画として、この有名な作品を、じっくり鑑賞したのは、今回が初めてだったと思います。
内容に関しては、もう今更、ここで説明することはしませんが、とても面白く見ることができました。横に座って見ていた息子も、とても満足したようです。
その晩、一緒にお風呂に入って、息子の身体を洗いながら、今日の映画では、お金なんかより、ずっと大切なものがあるんだと教えてくれていたんだよ、何かわかるかな?と聞いてみました。
もちろん、映画を見ただけなので、パンフレットに記載されているようなコメントなど何も息子は知りません。
小学校に入る前の、6歳の息子は何て言うだろう? テレビかなんかで聞きかじったような、「あいだよ。」くらい、言うかな?と思っていました。
すると、「かぞくと、ともだちだよ。」と答えてくれました。 何か、泣きそうになってしまいました・・・
☆以下は、パンフレットに記載されていた、ロバート・ゼメキス監督のコメントです。
チャールズ・ディケンズの原作をご存じない方でも、「クリスマス・キャロル」という言葉には、なぜか温かな響きを感じるのではないでしょうか。
この物語が誕生した19世紀半ばのロンドンでは、産業革命により貧富の格差が広がり、多くの市民が貧困に苦しんでいました。 そんな時代に希望の光を灯した"奇跡の小説"〜それが「クルスマス・キャロル」だったのです。 金銭欲の亡者であった主人公のスクルージが、不可思議な体験を通して自分の人生を見つめ直すまでを描く物語は、それ以来、時を越えて世界中で愛され続けてきました。
そして2009年〜未曾有の経済不安の中で、私たちは今まで以上に希望に満ちた物語を求めています。 経済に束縛された価値観から解放され、今の自分を変える勇気を持つこと。 自分が変わることで、未来も変えられると信じること。 自分だけの幸せを求めても、人は決して幸せにはなれないと気づくこと・・・・・・。
スクルージを通して描かれるこうした事実は、心の時代をめざす現代にあってこそ、その輝きを増すと、私は信じています。
"2009年を生きる、すべての人々とともに、希望に溢れる未来を築いてゆきたい"という願いをこめて、皆様にこの映画をお届けします。 ロバート ゼメキス