コンセプトとプロフィール
東洋医学のメインの柱である、はり・きゅう治療、および、古代ギリシア時代に、メインの医療として、ヒポクラテスらが行っていた、手当ての語源ともなっている医療マッサージである手技療法は自分の天職と考えています。
私はサラリーマン時代、医薬品の研究や開発で、いろいろな診療科目の医薬品の評価を行い、西洋医学の先生方と接してきました。その中で感じたことは、あらゆる病気は精神的な面が関与しており、西洋医学はその点で弱いと言うことです。また、格段に進歩した診断法に比べて、対応する治療法は、意外にお粗末なところもあるということです。その点、精神も含めて全身を治療、ケアする東洋医学や手技療法は本当に素晴らしいと気付いたのです。
腰痛で来られる患者さん10人中、9人は、レントゲンやCTスキャンでも何ら異常が無く、西洋医学では何ら問題ないと言われた人たちです。でも、患者さんは、身体をねじってびっこを引いて来たり、夜眠れなかったりと、現実に苦しんでいるのです。それに対して、異常がないので大丈夫ですと言ったり、せいぜい痛み止めの薬かシップかコルセットを出すくらいしかできないのです。東洋医学や手技療法ではこのような疾病に俄然、力を発揮するのです。
東洋医学や手技療法に置ける最新事情も加味した専門性のさらなるアップはもちろんですが、これらの素晴らしさ、奥深さ、治療の有用性をもっと積極的にアピールすることも、とても大切なことだと感じています。そして西洋医学との協調も含めて、最後まで臨床家として、皆さんのお役に立ちたいと思っています。
特に、スポーツと医療の原点である、古代ギリシアから命名したことからもおわかりのように、グリーク治療院は、スポーツをメインの柱の一つにしております。 生活の充実や健康管理の一環として、スポーツを、いわゆるホビー・スポーツとして楽しむ方々が、昨今特に多くなってきましたが、仕事の傍らでスポーツを行う彼らの、スポーツ障害を初めとして、疲労した肉体のケアや補強を、しっかり行ってくれる治療院が、これからは絶対必要になってくると思っていました。
更に、プロ選手に関しても、ごくごく一握りの恵まれた方を除けば、多くのプロ選手の方々も、まだ、かなりお粗末な日常のメンテナンス程度で、疲労を蓄積し、エネルギーを消耗し尽くし、身体を傷めて、自律神経を失調し、選手としての寿命を縮めている方々が実に多いと、今までの臨床経験から感じております。
以上のことを踏まえて、グリーク治療院は、日々の仕事で精一杯で、健康管理がおろそかになりがちな多くの方々や、各疾病を抱えた方々、および、スポーツは行うものの、そのケアやパフォーマンス向上のためのコンディショニングがなかなか規則的に行えない、スポーツ愛好家やプロ選手の方々のお役に立てることを、最大の目標に努めてまいります。
院長プロフィール
松本行雄
東京大学 農学部 農芸化学科卒業後、大手食品メーカーにて、ドイツ留学も含めて、医薬品の研究開発に従事。特に、神経〜精神との関係が深い疾病において、西洋医学の限界を認識すると同時に、東洋医学に強い興味を持ち、東洋医療の道へ。
鍼灸医学界の名門校である、東洋鍼灸専門学校に入学、3年間の医療に関する勉強と、治療のために実技修得を重ね、卒業と同時に、国家試験による国家資格を取得。臨床現場にて、治療を続け、現在に至る。
●あん摩・マッサージ・指圧師/はり師/きゅう師の国家資格を所有
●医王会・経絡指圧実技の初級&上級課程修了 修了証を所有
●オイルマッサージ臨床研究所の実技課程修了 修了証を所有
●Arcadia Healing Treatment Education Center のOil Massage及び
Face Oil Massage実技課程を修了 修了証を所有
●明鍼会・刺鍼実技課程を修了 修了証を所有
●日本マッサージリハビリテーション協会・リハビリ技能認定1級及び2級講座を、それぞれ履修、修了試験に合格 認定証を所有
●日本マッサージリハビリテーション協会・リハビリ機能回復士養成講座の全課程を履修、修了試験に合格 資格証を所有
●美真会・美容鍼灸の為のセイリン安全刺鍼セミナー課程を履修、修了試験に合格 修了証を所有